生活福祉資金貸付制度

生活福祉資金貸付制度を知ってる?

お金借りたい

生活福祉資金貸付制度という貸付制度があるのを知っているだろうか?都道府県がお金を貸してくれる制度の総称といえばいいだろうか。
都道府県社会福祉協議会で融資をしてくれるんだ。

  • 総合支援資金
  • 福祉資金
  • 教育支援資金
  • 不動産担保型生活資金

用途に合わせてお金を借りたい人が借りられるんだ。気になる方は、まずは、今住んでいる地域の市町村社会福祉協議会に問合せてみるといい。

 

生活福祉資金貸付制度はどんな人が利用できるの?

この生活福祉資金貸付制度の貸付対象が決まっているんだ。誰でも申し込めるわけではない。条件に合っているのか表で確認をしてほしい。

低所得者世帯 必要な資金を他から借り受けることが困難な世帯(市町村民税非課税程度)
障害者世帯 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた者等の属する世帯
高齢者世帯 65歳以上の高齢者の属する世帯

お金を借りる場合、連帯保証人は原則必要になるが、連帯保証人なしでも貸し付けが可能となっている。

  • 連帯保証人がいる場合 : 無利子
  • 連帯保証人がいない場合 : 年利1.5%

 

低所得者・障害者・高齢者にやさしい制度

低所得者世帯・障害者世帯・高齢者世帯の方たちは、収入が安定していなかったり貸し出しのリスクが大きく銀行のローンが組みにくかったりキャッシングの審査を受けても審査が通らないことが多いんだ。

 

高齢者の場合には、そもそも申し込み対象者から年齢制限の関係で外されていることもある。キャッシングやカードローンは69歳以上の人は借り入れがほとんどできないんだ。
キャッシングは、定期的な収入がない人は申込をすることができないんだ。
だから、定期の収入がない人が多い障害者・高齢者はキャッシングやカードローンには申込みにくいサービスになってしまうんだ。

 

キャッシングやカードローンでお金を借りたいのに借りれない人たちのために生活福祉資金貸付制度があるんだ。

 

用途で選べる4つの生活福祉資金貸付制度

生活福祉資金貸付制度は、制度の総称で用途別のサービスが用意されているんだ。貸し出してもらえる資金の用途は4つになる。

  • 総合支援資金
  • 福祉資金
  • 教育支援資金
  • 不動産担保型生活資金

 

もう少し詳しく見ていこう。

 

総合支援資金

生活支援費 生活再建までの間に必要な生活費用
住宅入居費 敷金、礼金等住宅の賃貸契約を結ぶために必要な費用
一時生活再建費 生活を再建するために一時的に必要かつ日常生活費で賄うことが困難である費用

就職・転職を前提とした技能習得に要する経費
滞納している公共料金等の立て替え費用
債務整理をするために必要な経費  等

 

福祉資金

福祉費 ・生業を営むために必要な経費

・技能習得に必要な経費及びその期間中の生計を維持するために必要な経費
・住宅の増改築、補修等及び公営住宅の譲り受けに必要な経費
・障害者用の自動車の購入に必要な経費
・介護サービス、障害者サービス等を受けるのに必要な経費
・災害を受けたことにより臨時に必要となる経費
・冠婚葬祭に必要な経費
・住居の移転等、給排水設備等の設置に必要な経費
・就職、技能習得等の支度に必要な経費
・その他日常生活上一時的に必要な経費

緊急小口資金 緊急かつ一時的に生計の維持が困難となった場合に貸し付ける少額の費用

 

教育支援資金

教育支援費 低所得世帯に属する者が高等学校、大学又は高等専門学校に修学するために必要な経費
就学支度費 低所得世帯に属する者が高等学校、大学又は高等専門学校への入学に際し必要な経費

 

不動産担保型生活資金

不動産担保型生活資金 低所得の高齢者世帯に対し、一定の居住用不動産を担保として生活資金を貸し付ける資金
要保護世帯向け不動産担保型生活資金 要保護の高齢者世帯に対し、一定の居住用不動産を担保として生活資金を貸し付ける資金

※厚生労働省 生活福祉資金貸付条件一覧の抜粋となります。金額などの詳しい条件はこちら!

 

借り入れの申し込みをする時には、4つのどれかに当てはまる必要があります。ただ、お金を貸してほしいといっても理由がないとさすがに貸してはもらえないんだ。

 

生活福祉資金貸付制度は保証人がいらない

生活福祉資金貸付制度は、原則として連帯保証人が必要となります。ただし、このように明記されているんだ。

 

連帯保証人なしでお金を借りる

原則、連帯保証人を必要としますが、連帯保証人を立てない場合も貸付可能です。

 

お金を借りたいけど連帯保証人がいない!そんな場合もありますからな。そういう場合は、信用保証会社に連帯保証人のようにあなたがお金を借り入れることを保証してくれる会社があります。もちろん有料となりますが、信用保証会社に保証をしてもらえばお金を借りられるんだ。

 

貸付利息は優遇されていて、無利子〜1.5%程度の利息となっています。銀行に借りるよりも低い利率で借りられる。

 

貸付金利子について

 

・連帯保証人を立てる場合は無利子
・連帯保証人を立てない場合は年1.5%
  ※緊急小口資金、教育支援資金は無利子
・不動産担保型生活資金は年3%又は長期プライムレートのいずれか低い利率

ここに書いてあるように連帯保証人を立てられれば、無利子で融資を受けることができる。返すのは元金だけ。利息は0円です。無利息でお金を借りられるわけだ。
ぜひ、条件が当てはまってお金に困って借り入れを考えている人は「都道府県社会福祉協議会」に連絡をしてみてほしい

 

都道府県社会福祉協議会>> http://www.shakyo.or.jp/links/kenshakyo.html

 

希望別 お金を借りる方法

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