お金を借りるのに審査が甘いキャッシングはあるの?
それは、複数の消費者金融からお金を借りていたので通常の審査では厳しいと考えたんだ。
だから、審査の甘いキャッシングサービスがあればぜひ紹介をしたいと思うのだけど・・・。
色々と探した結果は、審査が甘いキャッシングはなかった。
結論:審査の甘いキャッシングはない
これが、正直な回答になる。
がっかりする気持ちもわかる。
甘い審査がない理由。
そして、お金を借りるときに
審査に通りやすくする方法を説明をしていこう。
ただ、審査が甘くお金を貸してくれるところもある。それは・・・
闇金の甘い誘惑に乗らないこと!
審査の甘い金貸し業は、
「闇金」と思ったほうがいい。
一言でいえば絶対にお金を借りてはいけないサービスだ。一時的にお金を借りられても不幸にしかならないだろう。
理由は、貸出金利が法外に高いからなんだ。
「トイチ」という言葉を聞いたことがないだろうか?
これは、10日に1割の利息が付くという意味になる。
トイチ = 10日に1割の利息
このトイチの金利がどれほど恐ろしいものかちょっと計算をしてみよう。
闇金の法外な利息の世界
闇金から20万借りたとしよう。
10日間で1割の利息なので、10日後に22万円の返済が必要になる。30日後なら約266,000万円の返済が必要になるんだ。
1か月間20万円を借りたら、利息だけでも7万円近い返済が必要にる計算だ。
20万円のトイチとは
- 10日後
20万円×1.1倍= 22万円
- 20日後
22万円×1.1倍=242,000円
- 30日後
242,000円×1.1倍=266,200円
- :
- 90日後
428,717円×1.1倍=471,518円
まさに雪だるま式に借金が増えていく。
「利息の一部でも返済してくれればいいですよ。」なんて甘い言葉を真に受けたなら、3か月後には借りたお金よりも多い利息が付いていることだろう。
仮に「3か月は利息の返済も必要ありません。」と言われたとしよう20万円をトイチで90日間借りたとするとざっと利息だけで27万円程度になる計算だ。
返済総額は47万円になっている計算になる。これが「闇金」なんだ。
そんな法外な利息を返済できるわけがない。でも借金取りは何もかも持っていこうとするはずだ。
ここには、法律が通用しない世界がある。そもそも、法律を守らないから闇金と言われているのだから・・・
安心してお金を借りられる金融機関はたくさんある。消費者金融もその一つになる。
キャッシングは中小企業を合わせればたくさんあるが、闇金と安心な消費者金融は見分け方はどのようにするのかが気になるだろう。
それは・・
金融庁の認可がある会社は安心
法律を守ってお金を貸している会社は、金融庁の許可を取って運営をしている。
例えば、SMBCモビットならこのような許認可を受けている。
SMBCモビットは、三井住友カードが提供するカードローンブランドなので以下のように登録がされている。
2023年7月4日現在
登録番号 | 近畿財務局長(14)第00209号 |
---|---|
設立日 | 1967年12月(26日) |
貸金業者名 | 三井住友カード株式会社 |
協会会員番号 | 日本貸金業協会会員第001377号 |
同じように金融庁/財務局から許認可を得ていれば法律を守ってお金を貸している会社の証明となる。
これが闇金とまともなキャッシングの見分け方になるんだ。
もちろんプロミス・アイフル・アコムなどの大手の消費者金融は許認可を受けている。
中小の消費者金融もフタバ・アルコシステム・エイワなどの許認可を受けている会社になる。
審査の甘いキャッシングがない理由
許認可を受けているキャッシング事業者は、金利が決まっている。
それは法律で利息の上限が決められているからなんだ。
請求できる利息に上限があるので、しっかり返済できる人を選んでお金を貸すことになる。
なので、一定の審査基準が自然とできてしまう。そのために、審査が極端に甘いキャッシングというのは存在しないんだ。
参考に法律で定められている金利はこうなっている。この金利を超えて利息を請求する会社は闇金と言っていいだろう。
法定金利
借入金額 | 利率/年 |
---|---|
100万円以上 | 年15% |
10万円以上100万円未満 | 年18% |
10万円未満 | 年20% |
甘い審査がないのは理解してもらえただろうか?
それでもお金を借りたいからこのページを見ているのだろうと思う。
なので、ここからは、
審査に通るための基礎知識やコツをお伝えしていこう。
お金を借りるなら審査基準を知っておこう
貸し出し審査には、2つの基準があることを知っているだろうか?
1、自社の審査基準
2、信用情報機関の情報
それぞれ簡単に説明をしよう。
1、自社の審査基準
消費者金融各社の独自の基準になるので公表はされていない。
年収や、借入件数、年齢、勤務先、雇用形態、借入希望額など様々な情報からお金を貸しても返済ができるかをプロミス・アイフル・アコムなどがそれぞれ判断をしている。
2、信用情報機関の情報
聞きなれないかもしれないが、クレジットカードの利用履歴やローンを組んだ情報などお金に関する貸し借りの情報をまとめている機関が存在している。
どのクレジットカードでいくら使って遅延なく返済したかが記録されている。初めて知る人は驚くかもしれない。
住宅ローンでも自動車ローンでもどの銀行からいくら借りていつまでに返済する契約なのか?毎月きちんと返済をしているのかを記録しているんだ。
信用情報機関は日本に3つあるそれぞれ保有している情報が異なっている。
信用情報3機関
全国銀行個人信用情報センター(KSC)
主に銀行が利用
シー・アイ・シー(CIC)
主にクレジットカード会社が利用
日本情報信用機構(JICC)
主に消費者金融系が利用
独自審査は通過できても信用情報をごまかすことはできないことがわかっただろうか。
審査のキモは信用情報
例えば、この条件でキャッシングの申し込みをしたとしよう。
- 年収400万円
- 派遣社員
- 20万円を借りたい
- 他社の借り入れなし
申込条件
間違いなく、自社審査では、
「貸し出し可能の判定」が出るだろう。
でも、信用情報はゴマかせない。
自社審査では収入があって返済もできそうな人であっても、信用情報を見たときに・・
- クレジットカードの返済が遅れることが多い
- 実は他社でも借り入れがあってすでに100万円を借り入れている
信用情報で判明!
こういった
隠し事は全部バレてしまう。
となると申告は嘘だし信用を失い
「この人には貸せない。」と判断されることになる。
キャッシングの際にお金に関する隠し事は通用しないと思ったほうがいい。
さらに、審査を申込んでもお金を借りられない人もいる。その基礎知識を確認しておこう。
審査の申込前の基礎知識
キャッシングの申込をする前に知っておきたい基礎知識を伝えておこう。
審査落ちする条件
- 無収入の人
- 年収の1/3超えの借金
- 3社以上の複数借入
- 過去5年以内に債務整理をした人
それぞれを詳しく説明していこう。
収入がない人は借りられない
専業主婦・無職の人は定期的な収入がないので審査を通るのはむつかしいと考えよう。
アルバイトで月に数万円でも収入があればお金を借りられる可能性はうんと高くなる。
少額でも定期的な収入があることが重要になる。
年収の1/3までしか借りられない
これは貸金業法で定められている。総量規制という法令になる。
年収の1/3以上のお金を貸してはならないという法律なんだ。
年収300万円の人であれば、100万円までの借入が上限になる。
3社以上の複数社から借入はむつかしい
これは経験上なんだが、複数社から借りると審査には通りにくくなる。総量規制の上限を超えなければ審査は通るが突如口座が凍結されてお金が借りられなくなることもあるので注意をしてほしい。
過去5年以内に債務整理をした人
債務整理や自己破産をしていると信用情報でブラックリストになる。基本的にはクレジットカードも作れないしお金を借りることもできない。
おおよそ5年で記録が消されるので5年を経過していれば申し込みをしてみるのもいいだろう。
基本的な条件をクリアしている人であればお金を借りられる可能性は高いといえる。
では、審査は甘くならないがお金を借りやすくする方法とはどんなのもなのか?
そのお金を借りやすくするコツを伝授していこう。
高確率でお金借りるコツ!
3つのルールを守ることでお金を借りられる可能性がグンと高くなる。
3つのルール
- 借入額を低く設定
- 消費者金融で申込み
- ウソの申請はNG
それぞれを詳しく説明していこう。
借入額を低く設定する
借入金額は50万円以上だと審査基準が一気に上がるんだ。50万円以上の借り入れを申し込んだら審査が厳しいと知っておこう。
50万以上は審査が厳しい!
逆に10万円の借入なら審査基準はその分下がる。10万円で足りるなら10万円で申し込みをするのをおすすめする。
10万円で足りるのに30万円、50万円と申請をして審査を難しくするのは避けたほうがいいだろう。
消費者金融で申し込みをする
銀行のカードローンよりも消費者金融のキャッシングのほうが審査が簡易になっている。
理由は、消費者金融は自社審査ができるからなんだ。法令によって消費者金融は自社で貸し出しの判断をしていいので銀行のカードローンよりも審査が通りやすいといっていいだろう。
さらに銀行のカードローンは審査に数日かかるのが普通となっている。急いでいるのなら消費者金融をおすすめする。
安心してお金を借りられる消費者金融は、
- プロミス
- アイフル
- アコム
- SMBCモビット
となっている。
銀行のカードローンは審査が厳しい代わりに無職や専業主婦でも申し込みを受け付けてくれる。収入がなくても貸し出せると判断をしたらお金を借りられるんだ。
ウソの申請は絶対にしない
申し込みの際に職業や収入・家族構成などの基本情報を入力することになる。
このときに絶対にウソの内容は記載しないようにしよう。
あとで実際と違う内容であることがわかると「本当にお金を貸して大丈夫?」となる。自分が不利になることはしないほうがいいだろう。
中小の消費者金融紹介
以下のような中小のキャッシングサービスもある。興味があれば貸し出し条件などを調べるといいだろう。
審査基準は大手と変わらないと考えたほうがいい。大手は相談窓口や無利息期間などサービスが充実している。
中小のキャッシング
- ライフティ
- フタバ
- アロー
- エニー
- フクホー
- スカイオフィス
- セントラル
- ニチデン
このリストの消費者金融はすべて金融庁の許認可を受けている事業者となっている。
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